逆襲の柏レイソルの救世主? 192cmの長身FWを周囲はどう動いて生かしたか
Question
このあとクリスティアーノはどこへ動いたか?
柏レイソルが第20節の湘南ベルマーレ戦で、後半アディショナルタイムに3得点を決め、4-2の劇的な逆転勝利で9試合ぶりの白星を飾った。
今季の柏は、昨季得点王のオルンガがアル・ドゥハイル(カタール)に移籍し、得点源を失ったことで得点力不足にあえいできた。その穴を埋めるべく、ボタフォゴ(ブラジル)からペドロ・ハウルを獲得したものの、怪我によりほとんど出場機会を得られていなかった。
第11節徳島ヴォルティス戦でこそ5-1と大勝を収めたが、それ以降は8試合でわずか3得点。僅差の試合でことごとく競り負け、1分7敗と大きく負け越し、リーグ順位も降格圏に沈んだ。6月25日には、攻撃のキーマンである江坂任の浦和レッズ移籍が決まり、攻撃面でさらに苦しい状況となっていた。
そのなか、湘南戦でペドロ・ハウルが今季初先発に名を連ねると全得点に絡む活躍を見せ、劇的な逆転劇に大きく貢献した。Questionは、逆転ゴールとなった3得点目からだ。
ペドロ・ハウルと大岩が競り合う状況。クリスティアーノはどこへ動いたか 後半アディショナルタイム9分、自陣で得たセットプレーからGK佐々木雅士がロングボールをペドロ・ハウルに向けて放り込む。そこへ湘南DF大岩一貴が飛び出した。それを見たクリスティアーノはどうしただろうか。
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