2021.05.01

浦和の進化を象徴。「サイドバック→サイドバック」の得点シーン

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
山中亮輔がボールを受けた瞬間、西大伍はどう動いたか?

 今季からリカルド・ロドリゲスを新指揮官に迎えた浦和レッズ。徳島ヴォルティスをJ1へ導いたスペイン人監督のもとで新チームの構築に取り組み、それが少しずつ形になろうとしている。

 序盤の6試合で1勝2分3敗とスタートダッシュには失敗した。それでもインターナショナルウィークの2週間でチームを立て直すと、第7節の鹿島戦で2-1と勝利。そこから3連勝を記録した。

 第10節のセレッソ大阪戦は0-1で敗れたが、迎えた第11節の大分トリニータ戦。浦和は開始早々に先制に成功するも大分に2点を奪われ、一時は逆転を許した。しかし、後半に2点を追加して逆転で接戦を制した。

 好調の影には今季からチームに加入し、ケガから復帰した西大伍の存在がある。鹿島戦で初出場を果たすと、チームに安定を与える存在感を示し、大分戦では今季初ゴールも記録した。

左で山中がボールを受けたシーン。中央にいた西は、このあとどうしただろうか左で山中がボールを受けたシーン。中央にいた西は、このあとどうしただろうか  その西の先制点のシーンだ。杉本健勇が前線で起点をつくると、山中亮輔へバックパス。山中がコントロールした瞬間に西は動き出した。西はこのあとどうしただろうか?