ガンバ大阪のタイトル奪取へのキーマン、韓国代表チュ・セジョンの正体 (4ページ目)

  • 高村美砂●取材・文 Takamura Misa
  • 牛島寿人●撮影 photo by Ushijima Hisato

 ガンバへの加入に際しては、僕がここに来る前から、多くのガンバサポーターのみなさんがSNSなどで歓迎のメッセージを寄せてくださいました。それをすごくうれしく受け止めると同時に、みなさんの期待に応えるためにも、また、この先の"タイトル"を一緒に喜ぶためにも、ガンバに必要だと思われる選手にならなければいけない。

 過去にガンバで活躍してきた先輩方のように、このチームには韓国人選手が必要だと思ってもらえるプレーをしたいと思っています」

 1月末には、チームにできるだけ早く馴染むために、「できる限り自分の知っている日本語や、学んだ日本語を使うように心がけている」と明かしていたセジョン。取材後にも「ヨロシクオネガイシマス」「ワタシハ、チュ・セジョンデス」「オツカレサマデス」と覚えたての日本語を並べ、笑顔を見せた。

 その際には「今は選手の名前を覚えるのが一番大変で、毎日、家に帰って勉強しています」とも。また、自身の素顔についても、「今はまだ少し緊張もありますが、本来はとても明るい性格。親しくなるほど冗談も増える」と明かしていた。

 あれから約2カ月半。今ではチームメイトの名前も、プレースタイルも頭に刷り込まれ、日々、チーム戦術への理解も深まっている。となれば、あとは彼本来の輝きがピッチで示される、その時を待つばかりだ。

チュ・セジョン
1990年10月30日生まれ。韓国出身。身長176cm。Kリーグの釜山アイパーク、FCソウル、牙山ムグンファFCなどでプレー。足元の技術に優れたボランチで、韓国代表でも奮闘している。今季、ガンバ大阪へ完全移籍した。

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