三笘薫の挑戦。脱スーパーサブでドリブラーから「真のエース」へ (3ページ目)
ただし、その特長だけでは、あくまでスーパーサブの枠から抜け出すことはできない。いかに90分を通してピッチに立ち続けることができるのか。そのためにはドリブルだけではなく、体力も、走力も、守備力も、そしてゴールという結果も求められてくる。
「もっとスプリントをしないといけないし、守備でもプレスバックとか、ポジショニングも曖昧なところがある。そこを詰めていけばもっと成長できると思うので、常に上を目指したい」
これもまた、昨季の三笘が認識していた課題であり、乗り越えるべきテーマだろう。
スーパーサブから脱却し、試合を通して影響力を与えられる「真のエース」となれるのか。2021年、三笘薫の新たな挑戦が始まった。
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