2020.10.15

オルンガがゴールを量産できる理由がわかるシーン。質の高さを証明

  • 篠 幸彦●文 text by Shino Yukihiko
  • 西村知己●イラスト illustration by Nishimura Tomoki

サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー~

Question
三原からクロスが江坂へ。オルンガはどこへ動いた?

 柏レイソルのオルンガが止まらない。昨季J2最終節京都サンガF.C.戦で8得点を挙げ、Jリーグの1試合最多得点者の記録を塗り替える、衝撃的なスコアで話題となったケニア代表FWが、J1の舞台でも無双状態にある。

 オルンガは第22節終了時点で出場21試合21得点を記録。得点ランク2位の小林悠(川崎フロンターレ)とエヴェラウド(鹿島アントラーズ)の12得点を大きく引き離してダントツの1位を独走している。しかもPKでの得点は1得点のみだ。

 オルンガの強みは193cmという体躯から繰り出す規格外のスピードとパワーだけではない。懐の深いドリブルは相手DFを簡単には飛び込ませず、パワーと繊細さを併せ持つ類稀なシュートセンスを有している。

 そして、ストライカーの嗅覚も申し分ない。そんなシーンが第16節サガン鳥栖戦でのシーンだ。

江坂が三原のクロスを呼び込む。次の瞬間、オルンガはどこへ動いただろうか 前半25分、オルンガのクロスが流れたのを三原雅俊が右サイドで拾った。エリア内にはニアに江坂任、中央に呉屋大翔、ファーにオルンガがいる。次の瞬間、江坂がクロスを呼び込むが、オルンガはどこへ動いただろうか?