2020.07.07

不屈のFWワシントン。プロ復帰は
無理と言われても心臓疾患を克服した

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

 復活後の最高の舞台は、その後のブラジル全国リーグだった。初戦で名門サントス相手にゴールを挙げると、なんとその後33ゴールを決め、リーグ得点王となった。2位のアレックス・ディアスを12点も引き離しての堂々たる戴冠であり、全国リーグの最多得点記録でもあった。

 また、ビッグクラブではないパラナエンセを全国2位に導き、ブラジル中を驚かせた。病に打ち勝ち、29歳で得点王に輝いたワシントンは、世界中の注目を集めた。
(つづく)

ワシントン
本名ワシントン・ステカネロ・セレケイラ。1975年4月1日生まれ。ポンチ・プレタ、フェネルバフチェ(トルコ)、アトレティコ・パラナエンセなどを経て、2005年、東京ヴェルディに移籍。2006、07年は浦和レッズでプレー。その後もフルミネンセ、サンパウロで活躍し、2011年、現役を引退した。


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