J1デビュー外国人で誰がブレイクするか。移籍金を基準にズバッと診断 (5ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

 そのほか、完全移籍で加わったJ1ニューカマーは4人。

 広島が推定約1億3700万円(99万ポンド)を投資してボタフォゴ(ブラジル)から獲得したブラジル人MFエゼキエウ(昨年はローン先のクルゼイロでプレー)、ベガルタ仙台が推定8700万円(63万ポンド)の移籍金でボタフォゴSP(ブラジル)から獲得したブラジル人SBパラ、フリートランスファーで湘南ベルマーレが獲得したノルウェー人FWタリク、将来性を買って浦和レッズがメルボルン・ビクトリーから獲得したケニア生まれのオーストラリア人CBトーマス・デン(移籍金不明)だ。

 とくにトーマス・デンは、オーストラリアU-23代表でキャプテンを務めた将来を嘱望される大型CBで、大化けすれば"掘り出し物"の助っ人外国人選手になるかもしれない。

 一方、期限付き移籍(ローン移籍)で加入した新外国人選手は計6人。

 川崎フロンターレがコリチーバ(ブラジル)から補強したブラジル人SBジオゴ・マテウス、セレッソ大阪がシャペコエンセ(ブラジル)から獲得したブラジル人MFルーカス・ミネイロ、北海道コンサドーレ札幌がルヴェルデンセ(ブラジル)から獲得したブラジル人FWドウグラス・オリベイラ、同じくルーヴェン(ベルギー)から獲得したタイ人GKカウィン・タンマサッチャーナン、仙台がヴィトーリア(ポルトガル)から獲得したポルトガル人FWアレクサンドレ・ゲデス、そしてサガン鳥栖がプラサ・コロニア(ウルグアイ)から獲得したブラジル人FWレンゾ・ロペスといった面々だ。

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