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識者5人が「J1全順位」を予想。
優勝に最も近いクラブはどこ? (3ページ目)

  • photo by Kyodo News

 その川崎、鹿島の間に割って入りそうなのが、ヴィッセル神戸。

 昨季終盤からいい流れにあることと、Jリーグナンバー1ストライカー、ドウグラス(清水エスパルス→)が加入したことが大きい。順位を上げる起爆装置となるはずだ。また、両ウイングハーフ、DF西大伍、DF酒井高徳の高度で安定感のあるプレーも見逃せない。

 昨季後半、じわじわと順位を上げたセレッソ大阪は、優勝はともかくAFCチャンピオンズリーグ出場圏内に入る可能性あり。ガンバ大阪も同様に、いい流れの中にいる。

 マックス値が、この大阪の2チーム以上、と思われるのが、昇格組の柏レイソル。補強も上々で、うまくハマれば、最高で5位以内はありそう。

 サンフレッチェ広島、北海道コンサドーレ札幌は、横ばい。ベガルタ仙台は上がり目ありと見る。

 名古屋グランパス、浦和レッズは、力はそれなりにあるはずだが、相変わらずクラブとして機能していない様子。ジャンプアップは見込めそうもない。

 昨季前半のリーグ戦を沸かせた大分トリニータは、息切れした後半の流れを断ち切れるか。攻撃力、得点力が上がらないと苦しい。

 横浜FMでヘッドコーチを務めていたピーター・クラモフスキーを新監督に迎えた清水エスパルスは、戦力的に大きな問題を抱えるが、サッカーは面白くなった。降格候補から抜け出せるか。

 サガン鳥栖は、14位(2018年)、15位(2019年)とギリギリの戦いを繰り広げた過去2シーズンと、状況に変わりはないと見る。

 昨季、J1参入プレーオフを戦った湘南ベルマーレは、選手の出入りを見る限り、悪い流れに歯止めはかかっていない印象。持ち前のしぶとさが頼りか。

 昇格組の横浜FCは、サッカーそのものは悪くないが、戦力的に苦しい。

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