「選手のほうが楽」という感覚。
だから三浦知良は50歳でも少年なのだ (5ページ目)
「たくさんの方が応援してくださって、盛り上げてくれるので、その期待には常に応えたいと思っています。自分のコンディションを上げながら2月26日の開幕戦に辿り着けたらいいなと思いますし、そのなかで自分のゴールでチームが勝てれば最高だなと。まずは2月26に自分が出られるように、毎日全力を尽くしてやっていきたいなと思います」
酸いも甘いも知り尽くしたベテランならではの落ち着きのなかに、開幕を待ち切れない高揚感も内包する。そこにあるのは、サッカーを楽しみたいという普遍の想いである。
三浦知良、50歳──。永遠のサッカー少年は、今年もJリーグに、大きな話題を振りまいてくれそうだ。
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