2016.07.26

連続ドローで首位陥落。横浜F・マリノスに「失速の予感」はあるか

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by AFLO

ジュビロ磐田戦でも再三チャンスをつくっていた齋藤学 Jリーグ、セカンドステージ。横浜F・マリノスは開幕から3連勝を飾り、4節にサンフレッチェ広島に引き分けたものの、この時点で首位に立っていた。

 はたして、その強さは本物なのか?

「本物かどうかは、まだ証明されていないと思います」

 チーム唯一の日本代表で、トップの5得点で攻撃を牽引する齋藤学は、慎重に答えていた。

「同 じ上位の(鹿島)アントラーズ、(川崎)フロンターレ、(浦和)レッズに比べると、彼らは何年もかけて身につけてきた地力があります。でもマリノスは今の ところ、チャレンジしているところ。勢いのところが大きいですね。ただ、内容が悪くとも結果を残す中でちゃんと力をつけていけたら、強いチームになれるは ずなんです。その意味で、次のジュビロ(磐田)戦が大事。ファーストステージは連勝していたところで広島戦を落とし、そこで勢いが消えたんで」

 ファーストステージは開幕戦に黒星を喫した後、6試合負けなしだった。ところが、8節の広島戦から4敗1分けで上位争いから脱落した。勢いを本物の強さにするために――。磐田との一戦は負けられなかった。