2016.01.02

ファン注目。今年の高校サッカー界を占う「ニューバランスカップ」

  • 浅田真樹●文 text by Asada masaki photo by AFLO

 2016新春高校サッカー強化研修大会――。

 名称だけを聞くと、何やら堅苦しい印象を受ける大会ではあるが、その実態はというと全国高校サッカー選手権大会への出場を逃した高校が集まり、互いに切磋琢磨し、腕を磨きましょうというものである。高校選手権の都道府県予選に敗れ、3年生が引退し、新チームがスタートして間もない各校にとっては、最初の(それもかなりハイレベルな)腕試しの機会になっている。

昨年の選手権、プレミアリーグでも健闘した履正社(写真)など、強豪校が集うニューバランスカップ

 大会は毎年1月に静岡・時之栖(ときのすみか)スポーツセンターで開かれており、2016年も1月3日から6日の4日間にわたり、全国から48の高校が参加して行なわれる。

 もはや高校サッカーのカレンダーにおいて欠かすことのできないイベントになっているこの大会。これまでは「時之栖カップ」という大会名で開かれてきたが、記念すべき20回目を迎える2016年大会から、ニューバランス フットボールを特別協賛に迎え、装いも新たに「ニューバランスカップ」として開催されることになった。

 参加校は全国から選りすぐられた強豪校ばかりのうえに、年末から年始にかけて首都圏で開かれる高校選手権と同時期に行なわれることから、高校サッカーファンの 間では『裏選手権』とも呼ばれ、その注目度は意外なほど高い。来年度の高校サッカー界の趨勢(すうせい)を占う大会と言っても、あながち大げさではないだろう。