2022.06.21

E-1選手権の日本代表に招集されるのは誰か? Jリーグから独断と偏見で23人を選抜

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 佐野美樹●写真 photo by Sano Miki

 日本代表の「6月シリーズ」による中断を経て、6月18日、J1リーグが再開した。横浜F・マリノス、鹿島アントラーズ、川崎フロンターレという上位3チームはいずれも勝利。第17節終了の折り返し地点に立ち、これからが正念場となる。

 Jリーガーにとっては、7月19日に開幕するE-1選手権の日本代表に選ばれるかどうかも大きな関心事である。最近の代表は欧州組が大半。国内組を中心に戦うE-1選手権は最大にして最後のアピールの場となる。

 そのメンバーとして有力なのは誰か? リーグ前半の成績と過去の実績を鑑みながら、独断と偏見で23人を選ぶと、以下のようになった。

GK
権田修一(清水エスパルス)、谷晃生(湘南ベルマーレ)、高丘陽平(横浜F・マリノス)

DF
山根視来(川崎フロンターレ)、長友佑都(FC東京)、安西幸輝(鹿島アントラーズ)、永戸勝也(横浜F・マリノス)、谷口彰悟(川崎フロンターレ)、田代雅也(サガン鳥栖)、昌子源(ガンバ大阪)

MF
橋本拳人(ヴィッセル神戸)、岩田智輝(横浜F・マリノス)、樋口雄太(鹿島アントラーズ)、脇坂泰斗(川崎フロンターレ)、小泉慶(サガン鳥栖)、満田誠(サンフレッチェ広島)

FW
上田綺世(鹿島アントラーズ)、鈴木優磨(鹿島アントラーズ)、細谷真大(柏レイソル)、水沼宏太(横浜F・マリノス)、相馬勇紀(名古屋グランパス)、清武弘嗣(セレッソ大阪)、家長昭博(川崎フロンターレ)or中村仁郎(ガンバ大阪)

 GKでは、権田は代表の正GKの座に近く、谷は東京五輪でゴールマウスを守っており、ふたりの選出がないほうが驚きだろう。

 注目は高丘で、代表は未招集だが、前半戦のJ1日本人ベストGKと言える。フィールドプレーヤーも顔負けの足技は、ポゼッションを守備に使うのでも、攻撃に使うのでもアドバンテージになる。再開後のG大阪戦も、得点こそオフサイドで取り消されたが、高丘から西村への縦パスから攻撃が展開されるシーンがあった。

足技と反応よさに定評があるGK高丘陽平(横浜F・マリノス)足技と反応よさに定評があるGK高丘陽平(横浜F・マリノス) この記事に関連する写真を見る  高丘の最大の魅力は「予見」にある。たとえばG大阪戦では、パトリックの至近距離からのヘディングを見事にはじき出していたが、跳躍やブロックの強さもさることながら、コースや速さにタイミングを取れていた。その予見能力は、1対1で距離をつめる一瞬の速さ、ミドルをはじき出すパワー、また周りを使って守れる場面などにも出る。単純な高さは弱点だが、準備動作でイーブンにできる。