新生U-19日本代表は「令和らしい」インターナショナルな面々。スペインの16歳、イングランドの18歳、オーストリアの19歳... (4ページ目)
「やっぱり代表は、ひとつひとつのプレーに質の高さがあります。海外では少しパスが雑になったりすることもあるんですけど、自分のチームではある程度雑なプレーでもそのままやっちゃうんで、トラップを失敗したらトラップした人のせいになっちゃう。
一方、ここでは緊張感があるというか、パスもしっかり出して、練習中から本当に集中してやらないといけない。そういうのが本当に徹底されていて、すごいなと。でも、そうすることでうまくなることはあると思う」
インスブルックに行っても、日本国内の状況は気になっていたという。
「これだけJリーグに出て活躍している同世代の選手を見ると、やっぱすごいなと思う。自分も負けてられないなという感じになります」
二田の期限付き移籍は6月30日いっぱいで、今後については未定なのだという。現在、インスブルックは破産を発表しており、クラブ存続の危機に立たされている。
「欧州でチャレンジできるところまで行きたい、やっぱりヨーロッパで活躍したい。でも、日本でプレーしたい気持ちもあるんです」
可能性は、欧州にも日本にも広がっている。
反町康治技術委員長によれば、海外在住でJFAの情報網にキャッチされてこなかった現地拠点の日本人選手は、まだまだいるとのこと。今回紹介した彼らも、もちろん国内組のメンバーも、うかうかしてはいられない。
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