2021.01.12

福田正博が三笘薫を激推し。日本代表でも見たい秀逸な動きを解説

  • text by Tsugane Ichiro
  • photo by Kishiku Torao

福田正博 フットボール原論

■昨シーズンのJリーグで目立った、大卒ルーキーたちの活躍。なかでも三笘薫(川崎フロンターレ)は好結果を収め、多くのサッカーファン、関係者の注目となった。三笘のプレー、特長を詳細に分析した福田正博氏は、彼のプレーをぜひ日本代表で見てみたいという。

 昨シーズンのJ1で印象的だったのは、大卒ルーキーが躍動したことだ。これほど多くのルーキーが、1年目からJ1の舞台で試合に出場したのは、ほとんど記憶にない。

昨季、大卒ルーキーながら、センセーショナルな活躍をした三笘薫昨季、大卒ルーキーながら、センセーショナルな活躍をした三笘薫  優勝した川崎フロンターレでは、順天堂大から加入したFW旗手怜央が出場31試合(先発14試合)で1480分プレーして5得点。筑波大から川崎に入ったMF三笘薫は30試合(先発11試合)、プレー時間1603分で13得点と大ブレイクした。

 三笘と同じ筑波大から、北海道コンサドーレ札幌に進んだMF高嶺朋樹は30試合(先発18試合)で1638分プレーし、ボランチとして評価を高めた。日本大から入団したMF金子拓郎も、31試合(先発15試合)で4得点。大阪体育大出身のDF田中駿汰も31試合(先発26試合)2得点と、大卒ルーキー3選手がペトロヴィッチ監督の期待に応えた。

 FC東京では、明治大出身のMF安部柊斗が27試合(先発22試合)で2得点、DF中村帆高が28試合(先発19試合)1得点。法政大出身のMF紺野和也も9試合(先発1試合)に出場した。

 ほかにもG大阪では、関西学院大出身のMF山本悠樹が27試合(先発20試合)2得点。横浜FCでは、明治大出身のMF瀬古樹が33試合(先発24試合)2得点、仙台大出身のMF松尾佑介は20試合(先発17試合)7得点。

 サガン鳥栖では、明治大出身のDF森下龍矢が33試合(先発25試合)3得点でレギュラー格となり、攻撃陣では大阪体育大出身のFW林大地が31試合(先発10試合)9得点と強烈なインパクトを残した。湘南ベルマーレでは、日本大出身のDF舘幸希がシーズン後半で17試合(先発15試合)に出場と来シーズンに向けて頭角を現している。