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森保監督「二足のわらじ」はもう無理か。
W杯予選の新日程で問題山積 (2ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by Getty Images


 この案の最終決定にはFIFAの承認が必要とされるが、アジアで再び新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大しなければ、提案どおりに進むはずだ。活動休止を強いられている森保ジャパンにとっては希望の光が見えてきた。

 しかし、手放しで喜んでばかりもいられない。

 なぜなら、今回発表された案でいくと、極めて限られた日程のなかでチームを強化し、予選突破を図らなければならないからだ。ほかの国も同じ条件とはいえ、予選突破はもちろん、本大会での好成績が求められる日本にとっては、かなり頭の痛いスケジュールだといえる。

 では、今後の森保ジャパンのスケジュールを確認してみよう。

 まず、今年10月8日にホームでミャンマー戦を、10月13日にアウェーでのモンゴル戦を戦ったあと、翌11月には12日のタジキスタン戦と17日のキルギス戦をいずれもホームで戦う。その試合を最後にアジア2次予選は終了する予定だ(各国の感染状況により、試合の順番や開催地変更の可能性あり)。

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