2019.09.08

森保ジャパンはパラグアイ戦の前半と後半で「違う顔」を見せた

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

 森保ジャパンにとって、9月5日に行なわれたパラグアイ戦は、その5日後に控えた2022年W杯2次予選、対ミャンマー戦(アウェー)をにらんでの最終調整試合という位置づけになる。

 そういう意味では、ほぼベストメンバーを編成した前半のうちに出色の2ゴールを挙げたうえ、クリーンシートでフルタイムを終えられたことは、準備としては上出来だったと言えるだろう。

パラグアイに2-0で快勝した森保ジャパン コパ・アメリカでは東京五輪世代を中心にしたメンバー編成だったため、A代表の実戦の場としては約3カ月ぶり。にもかかわらず、選手たちがブランクを感じさせないパフォーマンスを見せたことは、指揮官を安心させたに違いない。

 ちなみに、6月の2試合(トリニダード・トバゴ戦、エルサルバドル戦)では、森保一監督がそれまで封印してきた3バックをテスト。ただし、あくまでもオプションのひとつとしたうえで、「現段階ではA代表のベースは4バック」と明言していた。

 パラグアイ戦の前日会見でも、3バックと4バックのどちらを採用するのか問われた森保監督は、「試合中にこれまで試してきた3バックをチャレンジするかもしれませんが、基本的には4バックでスタートしようと考えています」とコメント。約1年前にスタートした森保ジャパンの基本システムでパラグアイに挑むこととなった。

 スタメンは、ほぼ予想どおりの面々。最終ラインは右から酒井宏樹、冨安健洋、吉田麻也、長友佑都。アタック陣も1トップに大迫勇也、1トップ下に南野拓実、右に堂安律、左に中島翔哉といったお馴染みの顔が並んだ。