2018.10.16

パナマ戦から読み解くウルグアイ戦の森保ジャパンの先発メンバー

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi photo by Fujita Masato

 一方の森保ジャパンは、9月のメンバーをベースにしつつ、新たに原口元気、大迫勇也、長友佑都、吉田麻也、酒井宏樹、柴崎岳といったロシアW杯の主力組が合流。16日のウルグアイ戦とあわせ、指揮官がどのようなメンバー編成を行ない、どのシステムを採用するのかという点に注目が集まった。

 そして、いざ蓋を開けてみると、この2つの注目点については一定の回答が提示されたと言えそうだ。

 まずメンバー編成については、「10月の2試合でできるだけ多くの選手にピッチに立ってもらい、力を見せてもらいたい」(森保監督)と語った指揮官の狙いに沿って、GKひとりを除く招集メンバー23人を、パナマ戦用の11人とウルグアイ戦用の11人にはっきりと分け、メンバー全員に出来るだけ長い時間の出場機会を与えるつもりのようだ。

 従って、故障などのトラブルがない限り、パナマ戦のスタメンに名を連ねなかった11人がウルグアイ戦のスタメンを飾るだろう。ただし、パナマ戦で2点目が決まる前の段階から北川航也と川又堅碁の追加招集メンバー2人を途中出場させる準備を整えていたことから推察すると、66分にベンチに下がった大迫と南野拓実は、引き続きウルグアイ戦でもスタメン出場を果たす可能性は高いと見ていい。

 しかも、その後に森保監督が切ったカードは、81分に伊東純也の負傷による緊急出場となった堂安律と、88分に慣らし運転的に出場した柴崎のみ。6つの交代枠が用意される親善試合で2枠分を残した意味は、森保監督が2試合をセットにして選手起用を考えていることの裏づけと見て取れる。

 また、システムについても、試合後の「チームの融合と、全体的な戦術の浸透とレベルアップは、次につなげることができたと思います」という指揮官のコメントから推察すると、次のウルグアイ戦でも4-2-3-1を継続して採用することになるはずだ。

 このシステムにあてはめると、ウルグアイ戦のスタメンは、GKは東口順昭、DFは右から酒井宏樹、三浦弦太、吉田麻也、長友佑都、MFはボランチに遠藤航と柴崎、右ウイングに堂安、左に中島翔哉、トップ下に南野、1トップに大迫で、すっぽりハマる。