2018.09.26

福田正博は考えた。森保Jがチーム力向上のために次戦でやるべきこと

  • 津金壱郎●構成 text by Tsugane Ichiro
  • 西村尚己/アフロスポーツ●撮影 photo by AFLOSPORT

福田正博フォーメーション進化論

 森保一監督の代表監督としての初陣だった9月のコスタリカ戦は、新しい選手たちが溌剌としたプレーを見せ、前途の明るさを感じさせてくれた。森保ジャパンは10月12日にパナマと、同16日にはウルグアイとの国際親善試合に臨むが、この2試合でどういうステップを踏むのかに注目している。

森保監督が10月の2試合にどんなメンバーを招集するのか注目が集まる日本代表 コスタリカ戦では、3-0での勝利という最高のスタートを切れたわけだが、結果以上に選手の組み合わせの基準を手にできたことは、森保監督にとっては意味があったのではないかと思う。準備期間が十分ではなくても、連動性やコンビネーションの高さを発揮した。これが今後、「各世代の融合」を進めていくなかで、基準になってくる。

 はっきりした基準があれば、新たな選手を起用する時、個の能力が高い選手を加えようとしても、チームとして機能しなくなるのなら、その選手の起用が難しいことを示すことができるだろう。

 単純にうまい選手を順番に11人起用したら、チーム力が向上するのなら話は早いが、サッカーというスポーツは、必ずしもそうではない。選手の組み合わせが重要であり、選手の側からすれば、日本代表での生き残りを目指すうえで、森保監督の求める基準に照らし合わせて自身のプレーを見つめ直し、必要ならば変えなくてはならないと認識することができる。

 森保監督が、10月、11月にどういった選手を招集し、前回の試合からどれだけチーム力を高められるのか。プレーの特長だけではなく、選手のメンタリティやパーソナリティといったものも、選手の組み合わせには影響をもたらす。そのことを考えると、W杯ロシア大会の主力をつとめた海外組を、どれくらい招集するのかに注目している。