2018.08.15

アジア大会初戦は格下に辛勝。
A代表兼任・森保一監督の気になる采配

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by AP/AFLO

 最少得点による辛勝にも、まずは初戦を勝利したことに、監督も、選手も意外なほど前向きだった。

 8月18日の開会式に先立ち、競技がスタートしたアジア大会の男子サッカー。日本はグループリーグ初戦で、ネパールを1-0で下した。

「どの大会でも、初戦は難しい戦いになる。選手がいい準備をしてくれたことが、勝利につながった」

 チームを率いる森保一監督は、穏やかな表情でそう語り、選手たちを称えた。

アジア大会初戦、日本はネパール相手に1-0で勝利した 今大会に出場しているU-21代表は、2年後に控えた東京五輪を目指すチーム。アジア大会の男子サッカーは、23歳以下(1995年以降生まれ)の選手に出場資格があり、年齢制限を受けない選手(オーバーエイジ枠)を3人まで加えることができるが、日本は過去のアジア大会も含め、五輪へ向けた強化と位置づけて、U-21代表で出場するのが恒例となっている。

 ただし、これまでと違うのは、2年後の五輪が東京で開かれるということ。今回のチームは、過去のU-21代表、すなわち五輪代表と比べても、ケタ違いの注目を集めていくことになるだろう。

 加えて、今大会に出場しているU-21代表が、これまで以上に大きな関心を集めるのは、森保監督がA代表監督を兼任することになったからだ。