小野伸二、稲本潤一、中村憲剛、
松井大輔が教える「W杯の勝ち方」 (5ページ目)
では、ロシアW杯で日本代表はどこまでいけるだろうか。
「それは、ふたを開けてみないとわからない。今のチームは、球際やハードワークなどがベースになっている。ボールを持ってどうこうとか、あうんの呼吸とかは、二の次。だから、メンバーもまだわからないし、実際に今も競争の真っ最中でしょ。来年の5月とか、そこに調子を合わせてきた選手がW杯に出るんじゃないかなと思うので、そのときになってみないと、チームの力がどうなるのか、わからない」(中村)
とはいえ、W杯まであと半年しかない。日本がロシアW杯で存在感を示すためには、何が必要だろうか。中村が言う。
「選手が、どれだけ腹をくくれるか、でしょう。日本はまだ、世界に出て、そこで対等に戦える力はない。それを認識して戦うことが大切だと思います」
はたして、ハリルジャパンはロシアW杯でどんな戦いを見せるのか。ここで話を聞いた選手たちの言葉の中に、上に行くためのヒントは隠されているような気がする。
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