長谷部誠が感じたハリルJの完成度「過去と比較して語るのは難しい」
ハリルジャパンの完成度(1)
長谷部誠の判定=不明
最終予選ではピッチ上で厳しい表情を見せることが多かった長谷部誠 2018年ロシアW杯のアジア最終予選が9月1日にスタートした。来年9月までの長丁場の戦いとなるが、日本は初戦のUAE戦で1-2の逆転負け。ホーム戦だったにもかかわらず、いきなりつまずいた。
2010年南アフリカW杯、2014年ブラジルW杯の最終予選では、ともに白星発進。その後も大きな波乱はなく、順調に勝ち星を重ねてW杯の出場権を獲得した。だが、今回の予選ではこれまでのような楽観ムードは一切ない。逆に、チームとして高い完成度を見せたUAEを目の当たりにして、予選突破のハードルがかなり高くなっていることを誰もが痛感させられた。
はたして、日本は6大会連続のW杯出場を手にすることができるのか。現在の代表チームの完成度を探りながら、その可能性を見極めていきたい。
UAE戦に敗れたあと、キャプテンの長谷部誠はその敗因を「自滅」だと語った。
「攻守ともに修正しなければならない点がありますけど、自分たちで自分たちの首を絞めてしまったかな、と思います。先制して、そこからの試合運びがまだまだ乏しく、勝負強さがない。十分に勝てるチャンスがありながら、取りこぼしてしまった。それは、自分たちの責任が大きいと思います」
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