2013.09.07

「追試」が必要。グアテマラに無失点勝利の日本代表の守備

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

 日本代表がグアテマラに3-0で勝利。このところの7試合で19失点し、守備に不安を抱えていたチームがようやく"失点地獄"から抜け出した。

 日本代表が90分間を無失点で終えるのは6月11日のワールドカップ最終予選、イラク戦(1-0)以来のことである。

完封勝利も選手たちの笑顔は少なかったグアテマラ戦。次のガーナ戦でも安定した守備を見せることができるか ザッケローニ監督は、攻撃では「(チャンスで得点を)決め切る力というのは今後の課題としてある」としたものの、こと懸案だった守備については「チームとしてプレッシングが利いていた。中盤でアグレッシブにいってくれたのがよかった」と、選手たちを称えた。

 失点が続いていた状況のなかで、グアテマラ戦を前に指揮官が選手たちに伝えたのは、「DFのラインとMFのラインの間をもう少し縮めてほしい」ということ。それとともに強調したのは、「前線からしっかりと守備のタスクをこなしてほしい」ということだった。ザッケローニ監督が語る。

「前線の選手はただ相手を追いかけ回すのではなく、適正なタイミングとポジションで相手にアプローチしなければならない。(相手の)ビルドアップのところにアプローチできないと、MFやDFが苦労することになる」