検索

【ドラフト2026】高木豊が語るパ・リーグ上位3球団の補強ポイント 日本ハムは菰田陽生で「二刀流の二枚看板」が実現するか (2ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Tetsuo Hamada

【西武は即戦力ピッチャーの獲得が必須】

――続いて、先発ローテーションの柱である平良海馬投手、髙橋光成投手が今オフにメジャーに挑戦する可能性がある西武はいかがですか?

高木 野手は近年の外国人選手の補強や、FAでの補強などが実ってきて、ある程度層が厚くなってきています。くすぶっていた長谷川信哉や滝澤夏央ら若手も出てきましたし、ルーキー捕手の小島大河が1年目から戦力として攻守で活躍した。そういう点からも、即戦力のピッチャーが欲しいでしょうね。

 仮に平良も髙橋も抜けるとなれば、右が2枚いなくなる。そう考えると、本格派右腕の宮原廉(近畿大/投手/右投右打)や、フォークが武器で球が速い(最速158キロ)川尻啓人(亜細亜大/投手/右投左打)もいいかもしれません。西武は球が速いピッチャーが多いですし、好む傾向があるので。

 鈴木泰成(青山学院大/投手/右投右打)も候補になるのかもしれませんが、(セ・リーグ編でも話したように)青学のピッチャーは投げすぎて蓄積疲労があるような気がするんです。いいピッチャーであることは間違いないんですけど、常廣羽也斗(広島)や下村海翔(阪神)、中西聖輝(中日)らのピッチングやコンディションを見ていると、そう思ってしまうんです。

【菰田が学ぶべき20歳の二刀流】

――続いて日本ハムはいかがですか?

高木 山梨学院高の菰田を1位で指名すると思いますよ。二刀流の育成実績がありますし、指名してほしいですよね。同じ二刀流で2年目の柴田獅子と話をする機会があって、バッティングも見ましたが、やはり能力がものすごいです。

 日本ハムには万波中正や清宮幸太郎ら飛ばすバッターがいますが、フリーバッティングでも負けていないですから。そりゃクライマックスシリーズ(CS)でスタメンで使いたくなるのもわかりますよ。それと、20歳とは思えないほど考え方がしっかりしているんです。二刀流を確立させようとする思考がいいですし、柴田と一緒にやらせると菰田も成長するんじゃないかと思います。

2 / 3

登録は簡単! チェックを入れてボタンを押すだけ 詳しくはこちら

キーワード

このページのトップに戻る