【ドラフト2026】高木豊が語るパ・リーグ上位3球団の補強ポイント 日本ハムは菰田陽生で「二刀流の二枚看板」が実現するか
高木豊のドラフト予想 パ・リーグ前編
(セ・リーグ編;セ・リーグ上位3球団のドラフト戦略 DH導入でも注目の"二刀流"など、有望株はどこが獲る?>>)
10月22日に迫る2026年のドラフト会議で、パ・リーグの各球団はどんな選手を指名するべきなのか。上位3球団に合いそうな選手について、かつて大洋(現DeNA)の主力選手として活躍し、現在は野球解説者やYouTuberとして活動する高木豊氏に聞いた。
投手と野手の両方で高い評価を受ける菰田陽生 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る
【ソフトバンクは長期の育成も見据えた指名に?】
――まず、ソフトバンクについてお聞かせください。
高木豊(以下:高木) 4軍までありますし、新戦力候補は常に控えていると思うんです。余裕がある状態とも言えるわけで、時間をかけて選手を育成していけますよね。
そういう意味では、二刀流の菰田陽生(山梨学院高/投手・内野手/右投右打)を獲って育ててみたいという考えもあるんじゃないですか。これまでは若いピッチャーがなかなか出てきませんでしたが、3年目の前田悠伍(12勝1敗)が今季大ブレイクしたことも後押しになりそうな気がします。
前田侑大(高岡第一高/投手/左投左打)なども173cmと小柄ですが、馬力があって球が速いですし(3年夏に自己最速156キロをマーク)、伸びしろも感じます。平田玲翔(大分商高/投手/右投右打)も将来性を感じますし、地元・九州出身というのもポイントになるんじゃないかと。これらの選手をソフトバンクがどう考えているかでしょうね。
あと、ソフトバンクは柳町達、正木智也、廣瀬隆太ら慶應義塾大の選手をよく獲って、それぞれがいい形で成長してきていますよね。そう考えると、渡辺和大(慶應義塾大/投手/左投左打)を指名する可能性もありそうです。
――野手に関してはいかがですか?
高木 柳田悠岐や近藤健介らは元気ですが、来年2月で31歳になる周東佑京も含めて徐々に外野手が高齢化してきています。今年28本のホームランを打った正木をはじめ、笹川吉康や山本恵大ら楽しみな選手はいますが、もう少し層を厚くしたいところ。
外野手であれば、個人的に一番評価している春山陽登(大阪商業大/外野手/右投右打)がいいと思います。希少な右の長距離砲であることもポイントです。あとは、走攻守が三拍子そろった榊原七斗(明治大/外野手/左投左打)もいいですね。長打力がある藤澤涼介(東京ガス/外野手/右投右打)も魅力的ですが、ソフトバンクは即戦力よりも将来性を重視する傾向があるので、社会人を獲りにいく可能性は低いかもしれません。
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著者プロフィール
浜田哲男 (はまだ・てつお)
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。




















