【ドラフト2026】西武の快進撃は来季も続くのか? 主力投手のメジャー挑戦を見据え、"甲子園優勝左腕"と"ネクスト源田"に熱視線 (3ページ目)
【「ネクスト源田」に名乗りを上げる男】
その「いぶし銀」タイプの代表格とも言える滝澤夏央は、プロ5年目にして初めて規定打席に到達した。一方、長年にわたり遊撃のレギュラーを務めてきた源田壮亮も33歳。仮に滝澤を二塁のレギュラーに固定するなら、遊撃の後継者を育てる必要がある。
「ネクスト源田」を見据え、2024年のドラフト1位で獲得した齋藤大翔も、ファームでは守備に課題を残している。将来性は十分に感じられるものの、現時点ではまだ安心して遊撃を任せられる段階とは言いきれない。ならば、そこに強力なライバルを送り込んではどうか。
本拠地・ベルーナドームからほど近い鷺宮製作所に、島野圭太(履正社→帝京大→鷺宮製作所/遊撃手/176センチ・74キロ/右投左打)という適役がいる。お手本にしているのではないかと推測できるほど、源田そっくりのフィールディングスタイルだ。
スッと動き出し、軽快なフットワークで打球を捕らえにいき、フワッとグラブに収める。決して強く投げようとしすぎないスローイングは、じつに正確。盗塁を決められる快足に、インパクトでパチンと弾き返すパンチ力のある打撃。もしかしたら、トヨタ自動車時代の源田以上かもしれない。
地元・埼玉といえば、昨年のドラフト5位で山村学園から入団した横田蒼和が、1年目からファームで打率3割を超えるなど、素質の片鱗を見せた。今年の埼玉勢にも、興味深い候補が散見される。
一軍では古賀悠斗と小島大河の捕手コンビが存在感を示しているが、さらに次世代を見据えるなら、屈強な体躯と強肩を誇る内藤蒼(そら/浦和学院/捕手/180センチ・90キロ/右投右打)がいる。
また、ライバル校・花咲徳栄のエースである黒川凌大(りょうた/花咲徳栄/投手/182センチ・85キロ/右投右打)も進境著しい。この春から夏にかけて、大舞台のピンチでも堂々たる投げっぷりを披露。すっかりエースらしく成長したが、じつは私が密かに注目しているのが、彼のバッティングだ。
3 / 4

