【ドラフト2026】西武の快進撃は来季も続くのか? 主力投手のメジャー挑戦を見据え、"甲子園優勝左腕"と"ネクスト源田"に熱視線 (2ページ目)
ほかにも、隅田知一郎(10勝8敗)、武内夏暉(11勝8敗)の先発左腕コンビが2ケタ勝利を挙げれば、豆田泰志も32試合に登板するなど、中継ぎとして成長を見せた。いくつもの「慶事」が重なり、西武を押し上げたのである。少なくとも、目に見える躍進の要因は、こうしたところだろう。
昨年夏の甲子園で日本一の立役者となった沖縄尚学・末吉良丞 photo by Ryuki Matsuhashiこの記事に関連する写真を見る
【平良海馬の後継者は沖縄にいる】
とはいえ、高橋光成や平良海馬が近い将来、チームを離れる可能性はある。今季急台頭した若手投手にも、来季はその反動が出るかもしれない。そう考えれば、投手陣のさらなる強化は必須だろう。
隅田知一郎、武内夏暉、佐藤隼輔に浜屋将太......。西武の左腕陣には、四球で大きく崩れない投手が多い印象がある。そこをチームの伝統にしてもいいだろう。
今年のドラフト候補でいえば、米沢友翔(金沢→関西大/投手/180センチ・80キロ/左投左打)や、常深颯大(つねみ・そうた/明石商→大阪経済大/投手/179センチ・80キロ/左投左打)が当てはまる。ともに1試合あたりの四球を2、3個程度に抑え、完投できるだけの力がある。常深はショートアーム気味のテークバックから繰り出すボールが特徴で、打者からリリースが見えにくいという利点もある。
平良のメジャー移籍を見据えるなら、彼に代わる「島人(しまんちゅ)エース」候補として、末吉良丞(沖縄尚学/投手/176センチ・94キロ/左投左打)にも目を向けたい。2年夏の全国制覇後はケガなどもあって調子を崩したが、そのポテンシャルの高さは誰もが認めるところだ。
いっそ菰田陽生(山梨学院/投手/194センチ・100キロ/右投右打)も獲得し、末吉と左右の大型投手コンビを形成してはどうか。
雄大な体躯を持ちながら、運動神経とボディバランスにも恵まれ、投打に非凡な才能を発揮する。まさに「稀代の才能」というしかない。堅実な「いぶし銀」タイプが多い今の西武には、菰田のような、まばゆいスター性を備えた選手もほしいではないか。
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