【プロ野球】12球団最多本塁打でも3位... 鶴岡慎也が挙げた「日本ハムの誤算」とソフトバンク追撃のカギ (3ページ目)
── 水野選手は具体的にどこがよくなったのでしょうか?
鶴岡 一番の特長は、反対方向へ強い打球を打てることです。今季は1、2番を任されることが多く、出塁率を意識した打撃もできるようになりました。水野選手が塁に出て、レイエス選手が還す。この形がしっかりできていたことが大きかったですね。
── 逆に、苦しんでいるのは郡司裕也選手あたりですか。
鶴岡 郡司選手は、昨年4番として結果を残したこともあって、今季は春先から相手バッテリーにインコースを徹底的に攻められました。それで調子を崩した部分はあったと思います。その後、一度ファームで調整してから、バットの抜けがよくなりました。もともと郡司選手は後半戦に調子を上げてくるタイプで、ここからが本当に楽しみです。
【宿敵・ソフトバンクに大きく負け越し】
── ここまでのゲーム差をどう見ていますか。
鶴岡 開幕前は、ソフトバンクと日本ハムの評価が高かったですよね。しかし、日本ハムはソフトバンクに3勝14敗と大きく負け越しています。それがすべてです。日本ハムとしては、ソフトバンクを意識しすぎて空回りしていた部分はあったと思います。特に序盤は先発投手が踏ん張りきれない試合が目立ちました。リードしていても、「このまま勝ちきれるだろうか」「また終盤にひっくり返されるのではないか」という不安がチーム全体に漂ってしまった。そういった精神的な部分も含め、この結果につながっていると思います。
── 失策はリーグワーストの65個を記録しています。なぜこれほど多くなってしまったのでしょうか。
鶴岡 日本ハムがこれだけ本塁打を打ち、先発投手陣もそろっていながら3位にとどまっている要因は、正直、この失策数にあると思います。
── それほど勝敗に影響するものですか。
鶴岡 単純に失策が多いというだけではありません。「イニングの先頭打者をアウトに取れば、この試合の流れが来るぞ」とか、「ここでアウトを取れば、ほぼ勝ちだよね」というところでエラーが出ています。どのポジションでもそれなりにエラーが出ましたが、単純に失点につながるタイムリーエラーというより、ダメージの大きい勝負どころのエラーが多かった。感覚的にはもっとエラーをしているようなダメージがあります。
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