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【プロ野球】12球団最多本塁打でも3位... 鶴岡慎也が挙げた「日本ハムの誤算」とソフトバンク追撃のカギ (2ページ目)

  • 水道博●文 text by Hiroshi Suido

── 加藤投手はチームトップの勝利数を挙げています。

鶴岡 過去にも2ケタ勝利を挙げたことはありますが、もともと勝ち星が先行するタイプではありませんでした。それだけに前半戦から大きく貯金をつくってくれたことは、チームにとって大きかったです。

── リリーフ陣についてはどうですか。

鶴岡 今季の日本ハムは、逆転負けが意外と多いんです。勝ちパターンの田中正義投手、島本浩也投手、柳川大晟投手が投げながら、勝ちきれない試合がありました。ただ、阪神から移籍してきた島本投手の働きは本当に大きいです。リードしている場面でもビハインドの場面でも、相手が左打者でも右打者でも関係なく起用され、序盤戦はフル回転でした。武田久投手コーチも加藤武治投手コーチも、あれだけ幅広い場面で使える万能型の左腕が加わったことを、とても心強く感じていると思います。

【本塁打数は12球団トップ】

── チーム打率.253はリーグ2位、127本塁打は12球団トップです。

鶴岡 ひとつ言えるのは、2023年から本拠地がエスコンフィールドに変わったことですね。左翼が97メートルと比較的狭く、外野フェンスも低いエリアがあるので、球団としても本塁打で得点を奪うチームづくりを描いていた部分はあったと思います。それに合わせるように、新庄監督も万波中正選手、清宮幸太郎選手、野村佑希選手、郡司裕也選手、水谷瞬選手といった長打力のある打者を積極的にラインナップへ並べています。

── 昨年、本塁打と打点の二冠に輝いたフランミル・レイエス選手は、現在首位打者です。

鶴岡 打線は完全にレイエス選手が軸になっていますね。そのレイエス選手が計算どおり、期待どおりの活躍をしてくれているのが大きいです。それに加えて、水野達稀選手がショートのレギュラーに定着したことも大きいと思います。これまでシーズン最多本塁打は7本でしたが、すでに8本塁打。打率も.289と存在感を示しています。

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