【プロ野球】緒方孝市が広島の投手陣を分析 中継ぎから転向の栗林良吏など、急務だった先発陣の整備は「戦える目処がついた」 (3ページ目)
――野手では平川選手、勝田選手、ピッチャーでは齊藤投手、赤木投手と、投打ともにルーキーたちがチームにいい影響を与えていますね。
緒方 新しい風を吹かせてくれているおかげで、明らかにチームの雰囲気が変わっているように感じます。ルーキーたちがアピールしているのを見て、ほかの若手選手たちも非常に刺激を受けていると思いますし、すべてにおいて、いい相乗効果が生まれています。チームを活性化してくれていますよね。
野手、ピッチャーともに、即戦力になりそうな選手が3人、4人と出てくるシーズンはなかなかありません。本当に即戦力としてシーズンを戦い抜けるかはわかりませんが、現段階で明るい材料であることは確かですし、非常に楽しみが多いシーズンです。近年は若手が伸び悩んだり、チームが停滞したりしていましたが、ルーキーたちがそういった状況を覆していくためのカンフル剤になってくれそうです。
――今年のチームは大いに期待できそうですね。
緒方 そうですね。今年は、チームが新たな時代を築いていくための転機になる可能性を大いに感じます。近年はリーグ優勝から遠ざかってしまっていますが、日本一に関しては40年以上も遠ざかっていますからね。まず目指すべきところはリーグ優勝ですが、その先の日本一も目指し、ファンの期待に応えられるシーズンになることを願っています。
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【プロフィール】
緒方孝市(おがた・こういち)
1968年生まれ、佐賀県鳥栖市出身。1986年に広島東洋カープからドラフト3位で指名され入団。2008年まで主に外野手として活躍し、盗塁王のタイトルを3度、ゴールデングラブ賞を5年連続で受賞した。2009年に現役を引退後、コーチとして後進の指導。2015年に監督に就任すると、2016年から18年にかけてチームを球団史上初の三連覇に導いた。2019年に退任後、野球評論家などで活躍中。
著者プロフィール
浜田哲男 (はまだ・てつお)
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。
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