【プロ野球】篠塚和典が巨人にドラフト指名された選手たちを分析 阿部慎之助監督はいかにチームを立て直していくのか (2ページ目)
【右バッターは未来の大砲候補も】
――続いて、右バッターについてお聞きします。ドラフト5位の小濱佑斗(こはま・ゆうと/沖縄電力)選手ですが、パンチ力のある打撃、遠投115メートルの強肩、50メートル走6秒の脚力が光ります。
篠塚 体幹が強そうです。軸がブレないことは大事ですからね。それと、カチッカチッとした感じのバッティングではなく、このバッターにも柔らかさを感じます。実戦でのバッティングも評価をするうえで大切ですが、練習でどんなバッティングをしているのかを見てみたいです。打席に入った時の雰囲気もよさそうですね。
――ドラフト6位の藤井健翔(ふじい・けんしょう/浦和学院高)選手は、がっちりとした体格の右打のスラッガー候補です(高校通算35本塁打)。打球速度が160キロ超のパワーの持ち主で、逆方向への長打も多い選手です。
篠塚 体型的にも、スイングの感覚としてもパワーヒッタータイプですね。課題はプロのピッチャーの球速にアジャストしていけるかどうか。今のように余計な力を入れずにリラックスして打てれば、ボールをとらえる確率が上がっていきそうです。
やはり、球が速いとグッと力が入ってしまい、バッティングを崩していってしまいがちです。高校生のピッチャーが相手だとゆったりと自分のタイミングで打てますが、プロはボールの速さも質も全然違うので、そこで何を感じるかですね。結果を求めるのではなく、結果を出すためにやらなければいけないことを、練習では意識するべきです。それはルーキーの全員に言えることですけどね。
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