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【プロ野球】篠塚和典から見た巨人のピッチャー陣は「課題だらけ」 CS進出に向けてのポイントも語った (2ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

【CSのポイントは?】

――2位の巨人から5位の中日まで6.5ゲーム差と、CS出場をかけた争いも予断を許さない状況です。

篠塚 先ほど(打者編で)お話しをしたことに通じるのですが、もう少し細かくいろいろなことをやっていくべきです。泉口友汰がバットを短く持って打率を上げ、周囲の状況を見ながらバッティングができるようになりましたが、そういった工夫をチーム全体でしていくべきでしょう。泥臭く1点ずつ取っていかなければいけませんし、ひとつひとつ勝ちを拾っていかなければいけません。

 昨シーズンはロースコアの接戦をものにした試合が多かったのですが、今シーズンは逆に、ロースコアの接戦を落としてしまうことが多い印象です。特に阪神戦で、それが顕著に出ていますよね。なので、攻撃も守備も雑にならないよう、もう少し細かい部分を徹底すべきじゃないですか。

――CS進出を決めたと仮定した場合、短期決戦でのポイントになるのは?

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