里崎智也が語る「ボビー・バレンタインが最高の監督である理由」 (4ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo
  • Photo by Kyodo News

――里崎さんは引退試合当日、試合後にライブを盛大に行なっていましたが、ご自身の発案ですか?

里崎 そうです。何をやっても許されますから(笑)。ライブをしていたのは最後だけではないですし。やれるうちに、やりたいことをやろうという感じでした。

――バレンタイン監督とは、今でも交流はありますか?

里崎 今年、ボビーの誕生日(5月13日)にメッセージのやりとりをしました。コロナ禍になる前は年に1回ぐらいは日本に来ていて、通訳の中曽根(俊)さん(ロッテでバレンタイン監督の専属通訳を務めた)が窓口になって皆に連絡をくれるのですが、僕は都合が合わなくて会えない時も多かったです。もろもろ状況が落ち着いて、また来日できるようになったら会えるといいな、と思っています。

(後編:新鮮だったバレンタイン監督の起用法)

■里崎智也(さとざき・ともや)
1976年5月20日生まれ、徳島県出身。鳴門工(現鳴門渦潮)、帝京大を経て1998年のドラフト2位でロッテに入団。正捕手として2005年のリーグ優勝と日本一、2010年の日本一に導いた。日本代表としても、2006年WBCの優勝に貢献し、2008年の北京五輪に出場。2014年に現役を引退したあとは、解説者のほか、2019年にはYouTubeチャンネルを開設するなど幅広く活躍している。

■里崎智也 YouTubeチャンネル
『Satozaki Channel』はこちら>>

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