「鈴木誠也そっくり」の育成ドラ1も。カープ二軍監督が期待する若手 (3ページ目)

  • 永田遼太郎●取材・文 text by Ryotaro Nagata
  • photo by Kyodo News

―― 一方で先日、ネバラスカス投手とバード投手が来日しました。彼らの印象を聞かせてください。

「外国人については野手も基本そうですけど、試合のなかでどのようなパフォーマンスを出すかになるので、実戦にならないとわからない部分があります。彼らもコロナ禍の影響で実戦からだいぶ遠ざかっていたので、まずは二軍の試合で投げて、そこから様子を見てと考えています」

―― 外国人野手では、メヒア選手がファーム降格後、本塁打を量産しています。

「メヒアは日本に来て6年目。日本のピッチャーの特徴もわかっていますし、彼は『二軍で打って当然』と思っています。あとは一軍レベルの投手に対して打てるかどうか。先日もファームで中日の梅津(晃大)投手と対戦していましたが、ああいった投手から打てるようになれば、自ずと一軍が近くなると思います」

―― 最後にファンの方へメッセージを。

「今年は新人投手も飛躍していますし、台頭した若手野手も一軍で出場しています。そういった意味ではまた、3連覇した時のように、面白く、スピードがある野球を体現していけると考えています。またカープが3連覇、4連覇と果たせるようなチームづくりができるよう、私もファームで頑張ります!」

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