2021パ・リーグのブレイク候補。開幕ローテや将来トリプルスリーも狙える選手は? (4ページ目)

  • photo by Koike Yoshihiro、Kyodo News

ルーキーイヤーの昨年、10試合に出場しプロ初安打も記録した楽天・黒川史陽ルーキーイヤーの昨年、10試合に出場しプロ初安打も記録した楽天・黒川史陽黒川史陽(楽天/2年目/19歳)

「内野が磐石なイーグルスではなかなか試合に出るのは難しいかもしれないが、誰かにアクシデントがあって出番が巡ってきた時、黒川にはその一度きりのチャンスを生かして、一気に外せない戦力になるだけの爆発力がある。甘い球を一発で仕留める思い切りがありながら、ボール球に手を出さないのは手が最後まで残るから。高卒2年目に129試合に出場して107安打を打った前田智徳の柔らかさと、やはり高卒2年目で全試合出場を果たして20本のホームランを放った松井秀喜の力強さとを併せ持っているのが黒川なのだ。浅村栄斗をDHに固定してでもセカンドを任せたくなる魅力が黒川には備わっている」(ライター/石田雄太氏)

「昨年、ファームで安定したバッティングを見せ、一軍でも10試合に出場して2安打。高卒2年目の今年は、長打力を秘めた打撃でレギュラーを獲得する可能性もある。野球に対する姿勢もすばらしく、まだまだ成長していく選手だと思う」(ライター/佐々木享氏)

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