「ああドラゴンズよ、どこへ行く」。
ファンの願いを球場で直撃
8月9日、中日は谷繁元信監督と佐伯貴弘守備コーチの休養を発表。事実上の解任だった。白井文吾オーナーは「試合中にガムを噛んだり、みっともないことはやめてくれ」「補強に問題はなし。育て方が問題」(8月18日付けのスポーツ報知より)と、バッサリと切り捨てた。
チームは森繁和監督代行のもと再出発。9日のヤクルト戦は勝利したものの、翌日から6連敗。果たして、今回のドタバタ劇にドラゴンズファンの胸中はいかなるものか。球場に訪れたファンを直撃した。
事実上の解任となった谷繁元信監督(写真右)と佐伯貴弘コーチ まず、谷繁監督の突然の休養発表について、どう思っているのか。
「いきなりのクビは納得できません。谷繁監督ひとりに責任を負わせればいいのか......。黄金時代を引っ張ってくれたキャッチャーですし、成績が悪くともシーズン最後の試合であいさつしてほしかった。ショックです」(石原さん/男性/21歳)
「落合はGMに就任したときに『4年はかかる』って、自分で言ったんですよ。それを谷繁が専任監督になった1年目で途中解任は、納得できません」(日比野さん/男性/21歳)
「(この日の対戦相手の)ヤクルトは故障者が多いから低迷するのは理解できます。ドラゴンズはほぼフルメンバーで戦いながらこの位置はおかしい。1勝2敗が続いてズルズルきちゃったけど、これを谷繁ひとりにせいにしていいのですかね」(石井さん/男性/56歳)
「途中で解任する必要はなかったと思います。結局、チーム状況はほとんど変わっていないですから」(豊田さん/男性/49歳)
1 / 5