2016.07.11

投打の日本記録達成へ。三浦大輔が語る「今季初登板に懸ける思い」

  • 石塚隆●文 text by Ishizuka Takashi
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

「いつ呼ばれてもいいように準備はしてきた。(先発を)言われたときは気持ちが高ぶった。でも勝ってから喜ばないと。チームが勝てるように投げるだけ」

“ハマの番長”こと横浜DeNAベイスターズの三浦大輔が、今シーズン初めてマウンドに立つ。7月11日からの中日との3連戦の初戦、アレックス・ラミレス監督から先発で行くことを告げられた三浦のハートに火がともった。

球界最年長選手となった三浦大輔 42歳で迎えたプロ生活25年目。昨シーズン、山本昌(元中日)や西口文也(元西武)、和田一浩(元中日)らが引退したことで、三浦はプロ野球最 年長選手となった。春の宜野湾キャンプでは誰よりも多く投げ込みを行ない、健在ぶりをアピール。今シーズンも早いタイミングで三浦の登板機会はあると考え られていた。

 しかし石田健大、今永昇太ら若手選手の台頭により、DeNAの先発ローテーションはリーグ屈指の安定感を誇り、結果、そこに三浦の入り込む余地は残されてなかった。

 数年前、三浦は次のように語っていた。

「チームとして40歳を超えた選手に頼っているようじゃ話にならないんですよ。できれば僕はローテーションの5、6番ぐらいに位置するのがちょうどいい。ただ最近は若い選手も出てきている。だからこっちも刺激を受けるし、『負けヘんぞ!』ってところを見せたいですね」