【今日は何の日?】長嶋茂雄とアントニオ猪木の誕生日

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2008年、張本勲氏の無窮花(むくげ)章受賞パーティーで談笑する長嶋茂雄氏とアントニオ猪木氏2008年、張本勲氏の無窮花(むくげ)章受賞パーティーで談笑する長嶋茂雄氏とアントニオ猪木氏【2月20日(1936年・1943年)】
野球界とプロレス界。ふたりの『レジェンド』が生まれた日

 1936年2月20日、長嶋茂雄は、兄ひとり・姉ふたりの4人兄弟の末っ子として、千葉県印旛(いんば)郡臼井町(現・佐倉市)で生まれた。阪神・藤村富美男のプレイを見て野球選手を志すようになり、立教大学を経て、1957年11月に巨人と契約。プロ1年目から主軸を担い、巨人を11度、日本一に導いた。現役生活17年間で、首位打者6回、本塁打王2回、打点王5回を獲得し、MVPも5回受賞。『ミスタージャイアンツ』と呼ばれ、国民的ヒーローとなった。

 その長嶋が生まれた7年後の1943年2月20日、神奈川県横浜市鶴見区で猪木寛至(かんじ)は誕生した。13歳のときに母親、祖父、兄弟とともにブラジルへ。サンパウロ近郊の農場で少年時代を過ごした。転機となったのは1960年。ブラジル遠征中の力道山にスカウトされ、日本でプロレスラーの道を歩むことになる。その後、リングネームを『アントニオ猪木』に変更し、数々の名試合を演じてプロレス界の頂点まで上り詰めた。

 現在、巨人の終身名誉監督となった長嶋茂雄は、今年で76歳。新団体『イノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)』の代表となったアントニオ猪木は69歳。多大な影響を与えたふたりの『レジェンド』は、今も野球界・プロレス界に君臨している。

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