検索

【MLB】佐々木朗希の好投が多くなってきた理由を武田一浩が分析 辛口の意見には「長い目で見守って」 (3ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Tetsuo Hamada

【新戦力の加入でも先発ローテは外れない?】

――変化球でいうと、メジャーではカーブを投げていません。

武田 やはり、アメリカのボールだと投げづらいんじゃないですか。ただ、いろいろなボールを投げるより、今投げているボールの精度を上げたほうがいいと思います。山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)も、今季はカットボールがよくなっていますよね。

 メジャーでは、「ホップ」からいきなり「ジャンプ」とはいきません。佐々木にとって、今は「ステップ」の段階なんじゃないかなと思います。

――トレードで最強左腕タリク・スクバル投手が加入。ドジャースでの初登板となった8月4日のシカゴ・カブス戦は6回2失点でした。

武田 その試合は負け投手になりましたが、スクバルの加入は大きいですね。ただ、佐々木は先発ローテーションから外れないと思いますよ。大谷翔平が入っても外れないんじゃないですか。

何人か離脱していた主力ピッチャーが戻ってきそうですし、ベストなローテーションは、山本、スクバル、佐々木、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、大谷翔平だと思います。佐々木も今の調子を維持して、信頼を得てほしいですね。

(後編>>)

【プロフィール】

武田一浩(たけだ・かずひろ)

1965年6月22日、東京都生まれ。明大中野高を経て明治大に進み、六大学通算20勝8敗という成績で、1987年にドラフト1位で日本ハムに入団。1991年に18セーブを挙げて最優秀救援投手に輝く。その後、先発に転向して1993年には10勝をマーク。1995年オフにトレードでダイエーに移籍。1998年に13勝で最多勝のタイトルを獲得した。同オフにFA宣言をして中日に移籍し、1999年のリーグ優勝に貢献。2002年には巨人に移り、史上3人目となる全球団からの勝利を達成した。同年限りで現役を引退。2006年の第1回WBCで投手コーチを務めた。そのほか、プロ野球、メジャーリーグ中継で解説を務めるなど幅広く活躍している。現役時代の通算成績は341試合、89勝99敗31セーブ、1008奪三振、防御率3.92。

著者プロフィール

  • 浜田哲男

    浜田哲男 (はまだ・てつお)

    千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。

【写真】 実力派の野球美女たち。私服・ユニフォーム姿の厳選カット集(19枚)

3 / 3

  • Googleで優先するソースとして追加

Googleの「優先ソース」について

キーワード

このページのトップに戻る