大谷翔平はどの投手から一番ホームランを打っている? 左腕の「お得意様」はなんと菊池雄星 (2ページ目)
【ブルージェイズ戦はホームランの期待大?】
大谷が10打数以上対戦している49人の投手を対象とした、打率のトップ5は以下のとおり。
1位 マイク・ファイヤーズ(前オークランド・アスレチックス) 打率.583(12打数7安打)
2位 ホゼ・ベリオス(トロント・ブルージェイズ) 打率.444(18打数8安打)
3位 ランス・リン(セントルイス・カージナルス) 打率.440(25打数11安打)
4位 フランキー・モンタス(シンシナティ・レッズ) 打率.417(24打数10安打)
5位T ライアン・ヤーブロー(ロサンゼルス・ドジャース) 打率.400(10打数4安打)
5位T ジョン・グレイ(テキサス・レンジャーズ) 打率.400(10打数4安打)
大谷は、ベリオス、リン、モンタスの3人から、それぞれ3本以上のホームランを打っているのみならず、いずれも打率.410以上を記録している。ベリオスとの対戦では、ホームラン3本に加え、二塁打も4本ある。
大谷の二塁打(133本)を投手別に分けると、ベリオスからの4本が最も多く、コール・アービン(ボルチモア・オリオールズ)からの3本がそれに次ぐ。長打(335本)のトップ3は、対ベリオスの7本、対ジオリトの6本、対アービンの5本だ。
大谷とベリオスは、今月下旬に対戦するかもしれない。今シーズンのドジャース対ブルージェイズは4月26日〜28日の3試合だ。ブルージェイズのホームゲームなので、大谷はブーイングで迎えられてもおかしくない。昨オフ、ブルージェイズのファンは『大谷がトロントに向かった』という報道に大喜びしたものの、誤報であることが判明し、失意を味わった。
リンとは3月30日に対戦している。その結果は、1打席目がライト前ヒット、2打席目は空振り三振だった。夏のトレードでリンが移籍していなければ、8月16日〜18日に再戦もあり得る。
モンタスとは来月、顔を合わせる可能性が高い。ドジャースとレッズは5月16日〜19日と5月24日〜26日に計7試合を行なう。
打率トップ5のあとふたりとの対戦は、今のところ今シーズンは実現しない。ファイヤーズがメジャーリーグで投げたのは、2021年が最後だ。6人中ただひとりの左投手であるヤーブローは、大谷の現チームメイト。昨夏のトレードでドジャースに加入した。
2 / 3