野球美女・坪井ミサトがMLB選手に直撃。菊池雄星から逆取材された (2ページ目)

  • 田中亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

2度目のアリゾナ取材について語る坪井さん2度目のアリゾナ取材について語る坪井さん――取材時の前田投手の調子はいかがでしたか?

「その日は、打者が打席に入った状態で投球する『ライブBP』という実戦形式の練習を行なっていました。練習後は多くの記者に囲まれていて個別に話を聞くことはできませんでしたが、『すごくいい感じに仕上がってきている』と手ごたえを感じているようです。今年も先発、リリーフのどちらで登板したとしても活躍してくれると思います」

――キャンプ地アリゾナを本拠地とするダイヤモンドバックス所属の平野投手は、メジャー1年目の昨シーズンに75試合に登板して32ホールド3セーブと活躍しました。そんな自身の成績をどう評価していましたか?

「昨シーズンの活躍は、平野投手にとって『思っていた以上の成績だった』そうです。日本のプロ野球よりも試合数が多く、移動距離も長い厳しい環境ではあったものの、コーチなどが常に体調を気遣ってくれたおかげで1年を乗り切れたと振り返っていました。昨年のキャンプでは英語でのコミュニケーションに苦労していることを話していましたが、それも1年でだいぶ慣れて、自信に満ちている表情が印象的でしたね」

――メジャー2年目のシーズンの目標などについては?

「平野投手は決め球のスプリットで並居る強打者を抑えてきましたが、他のチームが分析をしてくるため『球種を増やしたい』と意気込みを語っていました。実際に新球種のカーブに挑戦していて、紅白戦などでも手ごたえを掴んでいるようですね。昨シーズンを上回る登板数を目標にしているそうなので、ケガをしないよう気をつけながら、新たな武器を駆使してそれを達成してほしいです」

――オークランド・アスレチックスと日本で開幕戦を行なうマリナーズで、メジャー19年目のシーズンを迎えるイチロー選手はいかがでしたか?

「相変わらずスター選手のオーラを放っていて、人気もずば抜けていました。イチロー選手が移動するたびにファンもそれに合わせて大移動。サインを求める人も多く、イチロー選手は練習の合間を縫って丁寧に対応していました。今はあまり調子がよくないようですが、日本の開幕戦に出場したら健在ぶりを見せてくれると信じています」

2 / 3

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る