MLB選手の年収ランキング。田中将大は15位、大谷翔平が移籍なら? (4ページ目)

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi
  • photo by Kyodo News

 ちなみに、ヤンキースの田中将大は総収入2300万ドル(約26億円)で15位(全体75位)に入っている。今オフでのメジャー行きが噂される日本ハムの大谷翔平は「それ以上の収入になるのでは?」とも言われていたが、昨年12月に事態が一変した。

 新たに結ばれたメジャーリーグの新労使協定により、海外選手獲得に伴う契約金制限の適用年齢が、23歳未満から25歳未満に引き上げられたのだ。今年で23歳になる大谷がポスティングシステムでMLBに移籍を決めた場合、年俸や出来高などを含めて球団から得られる収入は、マイナー契約の上限である575万ドル(約6億5000万円)ほどになるとみられている。

 今後も日本で好成績を残し続け、25歳を過ぎてから海を渡れば、大谷は間違いなくこの『Forbes』誌のリストに入ってくるだろう。しかし、本人は契約金の制限について「金額は関係ない」とも話している。ケガで長らく戦列を離れていた大谷の、後半戦の活躍と今オフの動向が気になるところだ。

■MLB 記事一覧>>

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る