【夏の甲子園2026】スカウトの野手評 打者ナンバーワンは日南学園・田中皐晴、守備で急成長の横浜・池田聖摩ら、指名有力の逸材は? (4ページ目)
大会全体でもドラフト候補が少ないと言われた今夏の甲子園。なかでも野手は、投手以上に候補が限られていた。ただ、高校生の評価ほど難しいものはない。この夏には名前が挙がらなかった選手が、大学や社会人を経て、数年後にはドラフト上位候補になっていることも珍しくない。反対に、高校時代の評価どおりには伸びない選手もいる。
田中や池田、田山がそのままプロの扉を叩くのか。平田や鈴木は投手として進むのか、それとも野手として新たな可能性を切り拓くのか。そして、「今大会で一番いい選手」とまで評された永田は、4年後にどんな姿を見せているのか。
甲子園でつけられた評価は、あくまで現時点での「途中経過」にすぎない。数年後のドラフトで名前を呼ばれた時、「あの夏、甲子園にいた選手か」と思い出させてくれる──。そんな選手が、このなかから何人現れるのか。それもまた、高校生を追い続けるスカウトの楽しみなのだろう。
著者プロフィール
田尻賢誉 (たじり・まさたか)
1975年、神戸市生まれ。学習院大卒業後、ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。高校野球の徹底した現場取材に定評がある。『明徳義塾・馬淵史郎のセオリー』『弱者でも勝てる高校野球問題集173』(ベースボール・マガジン社刊)ほか著書多数。講演活動を行なっているほか、音声プラットフォームVoicy(田尻賢誉「タジケンの高校野球弱者が勝つJK」/ Voicy - 音声プラットフォーム)でも毎日配信している。
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