【夏の甲子園2026】スカウトの野手評 打者ナンバーワンは日南学園・田中皐晴、守備で急成長の横浜・池田聖摩ら、指名有力の逸材は? (2ページ目)
開幕試合で本塁打を放ち、一気にアピールしたのが仙台育英の田山纏(まとい)だ。打席では毎球のように雄叫びを上げ、豪快なフルスイングを見せた。
「正直、右投げ左打ちの外野手の需要は少ないんだけど、印象はよかった。しっかり振れるし、長距離も打てる。バッティングで勝負できる選手です。開幕試合でホームランを打ってアピールできたし、人気が出たのではないか」(セ・リーグスカウトB氏)
「スイングに力があって、ハードヒットできるのはいいところ。逆方向にタイムリーも打ったしね。ただ対応力が乏しく、足元に曲がってくるスライダーや外のストレートに苦労していて、上のレベルになった時にどう対応していけるか。守備は地肩が強いし、スローイングも安定している。もう少し足があればいんだけど......」(パ・リーグスカウトA氏)
現時点で指名が有力視される野手は、この3人だろう。
打者としても高い評価を得た大分商・平田玲翔 photo by Ryuki Matsuhashiこの記事に関連する写真を見る
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さらに彼らに加え、投手編でも名前が挙がった2人が、野手としても高い評価を受けた。球団によっては、野手として育ててみたいと考えるところがあるかもしれない。
そのひとりが、大分商の平田玲翔(れいと)だ。ホームランを狙った思いきりのいいスイングだけではない。打ってから一塁へ駆け抜ける姿、さらに三塁コーチャーの制止を振り切って本塁へ突入したベースランニング。その荒々しさに魅力を感じたスカウトは少なくなかった。
「ピッチャーとして、彼の能力を伸ばしてくれるのはアメリカかもしれない。そうなれば、ジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ)になれるぐらいのポテンシャルはあると思います。日本で育てるなら野手。荒々しさというか、野生味が目立つのがいい。負けた試合でも、9回に自分の打順が回るまで3人いたのに、手袋をして待っていた。そういう姿勢は評価できます」(パ・リーグスカウトC氏)
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