【大学野球】明治大が立教との激闘を制し勝ち点奪取 3季連続優勝を狙う早稲田との頂上決戦に挑む (3ページ目)
明治大からプロ野球に進んだ30代のある選手に、「明治大とほかの大学との違い」について聞いたことがある。その選手の返答は「普段からやっていること」だった。グラウンドで相手と対峙する前に、練習、寮での生活から戦いが始まっていると言いきった。
気持ちも勝負強さも、なかなか数値で表すことができない。しかし、そのふたつが立教大と明治大の勝敗を分けたポイントだったのかもしれない。
5月17日から、勝ち点3でトップを走る明治大と3シーズン連続優勝を狙う早稲田大が激突する。昨春は早稲田大の2勝1敗、昨秋は2勝1分。両校による優勝決定戦でも早稲田大が勝利している。
「去年は早稲田大にやられっぱなしだったので、やり返さないと」と、戸塚俊美監督は闘志を燃やす。
大川は「去年の秋の早稲田戦(2回戦)ではイニング途中でノックアウトされたので、次は絶対に抑えたい」と語った。
優勝争いを左右するこのカードは、両チームの気持ちがぶつかり合う熱い戦いになるはずだ。ここ一番で、勝負強さを発揮するのは誰なのだろうか。
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著者プロフィール
元永知宏 (もとなが・ともひろ)
1968年、愛媛県生まれ。 立教大学野球部4年時に、23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。 大学卒業後、ぴあ、KADOKAWAなど出版社勤務を経て、フリーランスに。著書に『荒木大輔のいた1980年の甲子園』(集英社)、『補欠の力 広陵OBはなぜ卒業後に成長するのか?』(ぴあ)、『近鉄魂とはなんだったのか? 最後の選手会長・礒部公一と探る』(集英社)など多数。2018年から愛媛新聞社が発行する愛媛のスポーツマガジン『E-dge』(エッジ)の創刊編集長
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