【高校野球】甲子園出場を果たせなかった超逸材 福岡大大濠・柴田獅子は最速149キロ&高校通算19本塁打「二刀流」のドラフト上位候補 (3ページ目)
「楽しいのはどちらもです。ピッチャーは大変ですけど、抑えられた時にはめちゃくちゃ達成感があります。バッターもチームに貢献できた時に、同じくらい快感がありますから」
たった一度見ただけでは、高校生の無限の可能性は測れない。投手か、打者か、それとも二刀流か。これから柴田獅子の類まれな才能がどのような形で花開くのか、まずは秋のドラフト会議がターニングポイントになりそうだ。
著者プロフィール
菊地高弘 (きくち・たかひろ)
1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。
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