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山本昌が解説するセンバツで光った10人の好投手 「早い段階にプロで活躍できる」「こんなサウスポーがいたのか」と絶賛したのは? (8ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

甲子園で自己最速の143キロをマークした光高校・升田早人甲子園で自己最速の143キロをマークした光高校・升田早人この記事に関連する写真を見る

升田早人(光/181センチ・76キロ/右投右打)

甲子園で自己最速の143キロをマークしたそうですが、体ができてくればまだまだスピードアップしそうな楽しみな好素材です。まず立ち姿がいい。細身の長身ながらしっかりと軸足で立てて、体重移動のラインもしっかりしている。チームを甲子園に導いただけあって、試合をまとめる能力も高いと感じました。まだ体ができていないせいか腕の振りがやや弱く感じますが、強く振れるようになれば5〜6キロはすぐに上がるでしょう。テイクバックが体の近くで回るのを、もう少し体から離して大きく回るようになると腕がより振れるようになるかもしれません。

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