2020.07.17

福井はプロ注目右腕がいる敦賀気比が中心。未完の大器も伸び盛りだ

  • 沢井史●文 text by Sawai Fumi
  • 大友良行●写真 photo by Ohtomo Yoshiyuki

スポルティーバ厳選!
高校野球 47都道府県の注目選手
福井編

 新型コロナウイルスの影響により毎年夏に甲子園で開催される「全国高等学校野球選手権大会」が中止となり、その代わりに、各都道府県は独自の代替大会を開いている。福井では県独自の代替大会「福井県高校野球大会」が7月18日に開幕。激戦が期待される中、注目選手を紹介する。

 2018年、19年と2年連続で夏の甲子園に出場した敦賀気比が中心となりそうだ。1年夏から甲子園のマウンドに上がったプロ注目の右腕・笠島尚樹が大黒柱。ストレートは最速146キロ。加えて、キレのあるスライダー、カットボールなども武器で、球持ちの良さが光る。冬を越えて下半身が安定し、球速はまだまだ伸びる可能性を感じさせる。
敦賀気比のプロ注目右腕・笠島尚樹 笠島と並んで期待が高いのが松村力(ちから)だ。重い球質をもつ右腕で、伸びしろの大きい未完の大器だ。1年秋からマスクを被る正捕手の御簗龍己(おやな・たつき)は、小柄ながら長打力が光る。6年前の夏の甲子園でベスト4に進んだ御簗翔(現・バイタルネット)の弟だ。

 昨夏の甲子園を経験した俊足の長浜慶太、1年夏からレギュラーの2年生巧打者・大島正樹らが並ぶ打線は脅威だ。

 福井工大福井は、ダブル左腕に注目したい。エース左腕・垣外中健心(かいとなか・けんしん)は、ノビのあるストレートが140キロ台後半を計測する。もう一人の左腕は、キレのある変化球で三振を奪う高木寛斗。高木は昨秋の県大会で20イニング無失点をマークするなど安定感抜群だ。