宮司愛海アナが語る北京五輪。厳戒態勢で選手に感じた「ふだんどおりのパフォーマンスを発揮することの難しさ」 (4ページ目)
伝え手として悩んだこと
さらに、今大会は選手のみなさんのパフォーマンス以外のところに注目が集まってしまうことが多い大会でもあったように思います。悲しい気持ちになることも多かったですし、伝え手としてどう伝えるべきか悩むこともありました。
競技特性を踏まえて何が起こったか言葉にすることがこんなにも難しいのかと感じ、ルールが選手の皆さんを守り、気持ちよく競技するために導くものであってほしいと心から思いました。
最後に、オリンピックが「平和の祭典」であり続けることを祈るとともに、コロナウイルスの蔓延が世界で早く収束し、以前のような環境が一日でも早く戻ってくることを願っています。
PROFILE
宮司愛海(みやじ・まなみ)
7月29日生まれ。2015年フジテレビ入社。福岡県出身。血液型:0型。スポーツ・ニュース番組『S-PARK』のメーンキャスター。スタジオ内での番組進行だけでなく、現場に出てさまざまな競技にふれ、多くのアスリートに話を聞くなど取材者としても積極的に活動。
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