次のW杯に生きてほしい、ブラジル大会の日本代表の経験 (2ページ目)
photo by Yamamoto Raita また、ブラジル代表の選手たちが、開幕戦の国家斉唱で涙を流している姿を見て、母国でW杯を開催することの素晴らしさが伝わってきて、母国開催でなければ味わうことができないことがあるんだなと思いました。日本中が沸き立っていた2002年の日韓大会、私も「試合が始まるから急ごう!」と走って家に帰ったことをよく覚えています。いつかまた、日本でW杯が開催される日が来てほしいですよね。
そして、私にとって初めてのW杯中継(日本対コロンビア)では、日本代表の勝利を信じてスタジオから応援をしました。勝ってほしいと心から祈りました。でも残念ながら、今大会はW杯の厳しさを思い知らされる悔しい結果になりました。
それでも、この4年間、たくさんの喜びや感動をくれて、サッカー界を盛り上げてくれたザックジャパンが残してくれたものは、たくさんあると思います。今回の経験が、4年後のロシア大会、そしてその先のW杯に生きてほしいと思いました。
photo by JMPA いちばん悔しいのは選手の皆さんだと思います。今回あまり出場機会のなかった選手も含めて、選手たちがこれから先、どんなふうに4年後のW杯を目指していくのか。今大会の日本代表の戦いをしっかり記憶にとどめて、これからも取材をしていこうと思っています。
番組情報
『2014FIFAワールドカップ ウィークリーハイライト』
7月6日(日)18時56分~20時54分
テレビ朝日系列
著者プロフィール
竹内由恵 (たけうち・よしえ)
東京都出身。2008年入社。
現在の担当番組は『スーパーJチャンネル』(月~木
午後4時50分、金 午後3時50分~)、『やべっちF.C.』(日/24時10分~)
>>ブログ『竹内由恵のブログ』『やべっちF.C.ブログ』
2 / 2