72歳現役レスラー・藤波辰爾が中高年のためのトレーニング本を刊行‼ 奇跡のプロレスラー"マッチョ・ドラゴン"の極意とは
デビュー55周年、72歳現役レスラー・藤波辰爾が、誰でもできる中高年のためのストレッチ&トレーニング本を刊行‼
囲み取材に笑顔で応じた藤波 photo by Naozumi Tatematsu
1970年6月、16歳で日本プロレスに入門し、翌71年5月9日にデビュー。いまだに黒タイツとシューズだけでリングに上がる、奇跡のプロレスラー"マッチョ・ドラゴン"こと藤波辰爾。その藤波が、なぜ70歳を超えても現役でいられるのかに迫る自著『マッチョ・ドラゴン式トレーニング 古希でも闘える体づくり』の出版記念イベントが行なわれた。
藤波は「デビュー55周年を迎えて、若い時と練習のメニューも時間もかなり変わりました。若い時はね、自分の体を痛めつけるような、無茶をかなりしましたからね」と切り出す。
「入門当時は、鬼軍曹こと山本小鉄に"レスラーというのは金をとれる体を作れ"って、根性論でずっと育てられてきたんですよ。当時は年間270~280試合。日本のシリーズが終わればすぐ海外へ飛んで戦っていた。そのフロリダ遠征で、カール・ゴッチさんに初めて会って、"科学的で、自分の体に合った練習法"を教えられて。メンタル面も含め、心構えなどをいろいろ学んでいった。そうやってコンディションを保ってきたから、今も現役でいられるんでしょうね」
そう語る藤波にとって大きな転機となったのが37年前、当時、新日本プロレスの最高峰のベルトであるIWGPヘビー級王座をかけた防衛戦で、ビッグバン・ベイダーから、ベイダーの必殺技である ベイダー・ハンマーを受け、ヘルニアを患った時だ。それが悪化し脊柱管狭窄症となり、1年以上リングに上がれない時期も......。長いキャリアの中で"体のメンテナンス"の重要性を痛感したという。
「今のスポーツ選手はものすごく体のメンテナンスをしている。あの頃は、若さもあって自分を過信しすぎていた。もっと自分の体を知ってケアしていれば、もっといいパフォーマンスができたかもしれない」と振り返った。
「現役を続けられているのは、常に体を動かしてきたからというのは間違いない。年齢に関係なく"もうちょっと頑張りたい""こういうことに挑戦したい"という夢を追う人に読んでほしい。本当に無理はしない。でも、思い立ったら"今動く"。トレーニングをやり続けることが大事」と、本書に込めたメッセージを伝えた。
1 / 2

